ご挨拶

池田聡寿 三百年を超える気が遠くなるような歳月。御嶽山の山嶺の厳しい大自然の中、風雪に耐え生き抜いてきた木曽檜。 この木材の耐用年数の長さ、耐久性の高さ、そり、曲り、割れ等のくるいの少なさ、その気品のある色あいと光沢は他の樹種、どの桧の追随をも許さないこと衆目の一致するところです。 亡き会長が伊勢神宮評議員で御杣始祭(二十年に一度の伊勢神宮遷宮の時木曽で始めに行われる内宮外宮の御神体になる木を切り倒すお祭り)奉賛会会長をしていたおかげで運よくその場に立ち合わせることができた私は杣(木こり)衆が言っていた”木が泣く”ということを実感いたしました。最後の斧が入って檜の大木が倒れこんで行く時の”ギィー”という逝くが命を惜しむかのごとくの声、今でも耳に残り”木は生きてるのだ”という思いが私の胸の中に深く刻まれております。 池田木材はこの貴重な木材を長年培ってきた技術と社寺専門や木造住宅専門の設計士の先生や工務店様とのネットワークを十二分に活用して”木を生かす”という命題をかかげ全社員一丸となってお客様の夢を形にするハイタッチ企業でありたいと思っております。

  • フィード 購読する